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Cecile Story
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■ 一つの口と二つの耳
2008年 07月 13日 |
一つの口と二つの耳_a0076043_1346391.jpg
今日のごミサのお説教の中で、「聞く耳ではなく聴く耳」で人の言葉に耳を傾けなさいとお話がありました。

東宮侍従だった浜尾実氏の『女の子の躾け方』を引用してお話しされた神父様。
「口が一つで耳が二つあることは、二倍聞くためである・・・」
今までそんなこと考えたことはなかったけれど、耳が二つあるというのは、自分が話すことの倍耳を傾けて、心の声も聴きなさい。という意味なのかもしれない。





「人の話をよく聞くことに対する妨げ」というプリントを神父様が配ってくださいました。

1.人の話を最後まで注意深く聞かないこと。ただ断片的に聞くこと。
2.精神的な不在と上の空の状態で聞くこと。
3.人の話を聞きながら、相手になんと答えたらいいか、どう反論したらいいかと考えること。
4.人の話によって自分の中に何か思い起こされることに気を取られてしまうこと。
5.人の話をききながら、偏見または先入観をもって相手を批評したり、批判したり、とやかく交渉すること。
6.忙しいこと、忙しい=心を失うこと
7.聴く耳ではなく、聞く耳だけで聞くこと。

「人とのコミュニケーションをよりよくする5のヒント」
1.「口が一つで耳が二つあるのは、二倍聞くためである。」(浜尾実著「女の子の躾け方」
2.「ほめることは叱るよりも十倍の効果がある。(同著)
3.「全力を出したことならば、結果が悪くてもほめること」(同著)
4.「暗いと不平を言うよりも進んで明かりをつけましょう」(うちの神父様のモットーとするフレーズ)
5.「人にしてもらいたいと思うことはなんでも、あなたがたも人にしなさい」(マタイの言葉)

自分は人の言葉をちゃんと聴いているか?
お説教の中でも、夫婦の会話、親子の会話、友達、会社の同僚同士、ちゃんと相手の言葉に
耳を傾け、理解するように話を聴いているか?
「聞く」は音として通り過ぎるけれど、「聴く」は意識して、耳を澄ませて相手の心の中にも耳を傾けること。

お説教を聴くと、普段何気なく日々を過ごしている自分を、ふと胸に手を当てて考える大切な時間となるのです。

このところ、とても忙しくて、時間に忙殺されて日々追われるように過ごしてきました。
そうしたら、春先からのストレスがどっと身体に出てきたのか、身体の至る所にできものが出来て、
耳も調子が悪くなり、昨夜は耳の奥まで熱を持ち、首筋のリンパ腺に小さな玉が入っているように膨らみ、
口を開けるのも耳の筋肉を引っ張られるようになって痛くて。。。
これはタダゴトではないと、昨夜10時過ぎに地元の大学病院の夜間救急に飛び込みました。
朝になったらもっと腫れはひどくなり、耳の手前の頬まで腫れる始末。
朝ご飯を食べるとき、噛むのも痛くて食事を諦めるほど・・・
そんな調子で教会に行ったら、「耳」の話があったのです。

耳があるのは「人の言葉を聴くためにある大切な身体の一部」
それを大切にしなさいと、危険信号にしてくれた神様からのメッセージだったのかもしれません。

元気なときは、耳が聞こえるのは当たり前だし、痛いとか、あり得ない。
だけれど調子が悪くなると、耳だけではなく、首も回らず引き攣れるよう。
おまけに口もあきずらくなり、顔のパーツがいかにきめ細かい筋肉で繋がっているのがよくわかります。

明日、一日仕事を休んで、病院にもう一度行くつもりです。
身体の一部分が調子悪いと、働く気分も失せてしまうもの。
健康のありがたみ、働けることの幸せ、こうなって改めて感じられます。
このところずっと突っ走って過ごしてきたけれど、ちょびっとだけクールダウンしてみるいい機会です。

皆さん、急に暑くなって身体の調子が悪くなる時期です。
ご自分の身体、心の声に耳を澄ませて、無理せずお過ごし下さいね。
今日は久しぶりに語ってしまいました。
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