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素晴らしき夜
2008年 02月 22日
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二年近くの歳月を経て、念願がようやく叶い、現実となりました。
決まった時から楽しみで楽しみで・・・初デートに行くような気持ちで過ごしてきたのです。
ずっとお会いしたかったのは、きらきらとした日々を美しく綴っていらっしゃる『代官山だより♪』のmariaさん。
聖母マリア様のように慈愛に満ちた、愛情に満ちあふれた素敵な女性でした。
初めましてなのに、コメントとブログの記事を通じて、おしゃべりをしてきたので、初めてのような気持ちがまったくなし!
そして今回キューピットとなってくださったのが『美食Kitchen』のかよんちゃんでした。
かよんちゃんとは昨年5月のchakoさんのパン教室でお会いして以来の再会です。
パン作り超初心者の私とはえらい違いで、手際よく、パンをこねるのも上手で、あの時は圧倒させられました!
それに、新幹線に乗ってはるばるいらしたのも驚きました!!
交通費をかけて通っていらしたのですから、熱意がこもっているのは当然のことですよね。
あの日以降も、日々の生活の中でパンやお菓子を愛情込めて作っていらっしゃいます。
三人の素敵な出逢いに乾杯!
今回はmariaさんが懇意にされている銀座の『坐来』に集い、mariaさんの故郷の大分・臼杵の豊かなお料理を、東京に「いながらにして」、いただきました。
ふくわらひ
茶台すし 春子椎茸
なずな人参 すり流し
野津 赤峰農場
しゃきしゃきした人参の歯ごたえと合わさり、格別のお味でした。
きらすまめし
菜花 芥子浸し
さいころにカットされたマグロとピンク色に染まった蕪におからをまぶしてありました。
豊後牛と春大根
クレソンの焚合せ
豊後の豊かな大地で育った豊後牛、柔らかくて口の中でとろけるようです。
添えられたクレソンの炊き合わせとも絶妙な組み合わせ。
後ろに隠れていますが、大根も丁寧に炊きあげられ、野菜本来の持つ甘みをたっぷり含んでありました。
かよんちゃんが「甘い!この大根、なんて美味しいの!!」と感性をあげていましたよね(^^)
いつもブログで素晴らしいお料理やスイーツを撮っているカメラはこのカメラだったのですね。
お食事の間もカメラをテーブルにちょこんと載せ、こまめに撮っていらっしゃいました。
お店のスタッフの方が『2008年2月20日 坐来大分』と記されたお品書きをくださいました。
テーブルセッティングのセンスの良さ、スタッフの方の気遣いが行き渡ったサーブや
心のこもったおもてなしも素晴らしかったです。
ふぐ唐揚げ
春菜サラダ
暗くてピントが合わせにくく、苦労しました!
写真は今ひとつですが、ぷっくぷくのふぐの唐揚げは今宵最高の贅沢な一品でした。
ふぐにもお野菜にもレモンをかけて、さっぱりといただきました。
赤だしのお味噌汁
お腹はいっぱいのはずなのに、お野菜が柔らかく煮てある「かやく」は胃に優しい薄味で、さらさらっといただいてしまいました。
チョコレートに一文字一文字記され、キャンドルとともにデザートがテーブルにサーブされたときは感激の瞬間でした。
mariaさんは私にもこんな素敵なサプライズを用意していてくださったのです。
彩々
アクリルケースをはずすと、瑞々しい苺と、ブランマンジェのデザートが現れます。
キャンドルの明かりに照らされて、素晴らしい夜がさらに心地よく感じられました。
今回、かよんちゃんとお会いしたのは、訳があったのです。
「結婚式のブケーをdianasさんに作って欲しいんです」とおっしゃってくださったかよんちゃん。
人生に一番大切な節目のセレモニーに必要なブケーの制作に、私を選んでくれたこと、本当に嬉しく光栄です。
第一回目の打ち合わせのお店をかよんちゃんにお願いしたら、mariaさんがよく通われている『坐来』に行きたいのでmariaさんにお願いすることになったのです。「せっかくならかよんちゃんも慕っているmariaさんに同席していただいて、ブケーの相談に乗っていただくのもいいんじゃない?」と二人で話し、この集まりが実現したのです。
光に包まれる春の日、彼女の人生の門出を祝い、これからの幸せを祈りながら、彼女の希望に添えるブケーが出来上がるように心をこめて作りたいと思います。彼女のまっすぐで誠実な人柄や、奥ゆかしさ、エレガントさを表現できればと思っています。
mariaさん、かよんちゃん、昨日は素晴らしい時間をご一緒させていただき、ありがとうございます。
ブログを通して素晴らしい出逢いが実現したこと、本当に嬉しかったです。
またお会いできる日を楽しみにしていますね。
by dianas
| 2008-02-22 01:04
| ■美味しい時間
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