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Cecile Story
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■ 偶然が重なった一日
2007年 03月 08日 |
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今日は母と六本木に用事があったので出掛けていました。
六本木の用事を午前中に済ませ、その後に赤坂のアークヒルズを抜け、
乃木坂まで歩いて国立新美術館の『異邦人のパリ』に観に行くことにしていました。
先日の『ポール・ボキューズ』の混雑ぶりは予想できたし、
ちょうどお昼時に赤坂を通りかかったので、榮林の酸辣湯麺を食べに行くことにしたのです。

とことこと、お店まで歩いていったらげんなりするほどの行列を作り、垂れ幕までかけられています。
何てこったい!!なんだ、こりゃ!と思って引き返そうとしたら・・・
本日3月8日は榮林創業記念日でランチタイムに限り、昭和31年の創業当時の価格とのこと。
これは、毎年3月8日のランチタイム恒例の特別サービスだそうです。
通常1200円の 酸辣湯麺が150円!!!破格です。



今日は酸辣湯麺、焼きそば、三重弁当の三品のみでしたが、
「酸辣湯麺」、「焼きそば」が、それぞれ150円、三重弁当が350円。
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こちらが、榮林名物の「酸辣湯麺」。
スープをすすると、酸味と適度なぴり辛度合いにどんどんはまってく感じです。細かい細切りのタケノコ、長ネギ、椎茸、鶏肉、ふんわり卵その他具だくさんでちょっとトロミのある熱々のスープにたっぷり麺。ただすっぱいスープではなく、上品で、かつコクのあるスープがベースになっていて、アツアツのスープのお陰で行列で冷えた体が一気にぽかぽか。食べ終わった頃にはうっすらと額に汗が出てくる感じでした。

味にうるさい母も大満足してくれたようで、「来年は友達を引き連れてここに来る!」とオバサン根性までだしてます。まわりのOLさん達が三重弁当と酸辣湯麺を両方食べているのを見て、「追加注文はご遠慮致します」とポスターが貼られてあったので、「お弁当も頼めば良かった・・・」とブツブツ言い出す始末です(笑)きっと、来年の3月8日はオバサン連中を引き連れて、豪華なお弁当と「酸辣湯麺」の二品を食べ尽くすのは間違いなさそうです。

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お腹いっぱいになった後は、腹ごなしに歩いて国立新美術館へ行き、ポンピドュー・センターからはるばるやってきた『異邦人のパリ』を観てきました。ピカソやシャガール、カンディンスキー、藤田嗣治など近現代芸術家たちの作品が紹介され、世界各国出身の芸術家たちにどれだけの影響を与えていることを感じる展覧会でした。シャガールの有名な絵のすぐ近くには、荻須高徳のパリの街角や店先の絵がかけられていました。荻須高徳は藤田嗣治と同時期にパリで過ごしていた画家で死ぬまでパリで制作活動を行ってきましたが、母の義理の叔父に当たります。母とふたりで彼の絵をじっとみつめてきました。

母は目立つ人なので、一度見たら忘れられないタイプの人です。一緒に歩いていて、一日で3回も知り合いに声をかけられました。一度目は朝のはラッシュ時の電車の中。二度目は六本木を歩いているときに近所のオバサマ姉妹。三度目は美術館のティーコーナーで母の大学時代の親友に。どなたも、母のかなりドハデな風貌にすぐ気が付き、遠くから手を振ってくるんです。何故か不思議と、いろいろな偶然が重なる一日。母を引き連れて歩くのは少々疲れますわ。

■榮林
営業時間 ランチ:11:30 AM ~ 2:00 PM(L.O.)
       ディナー:5:00 PM ~ 9:30 PM(L.O.)
休業日  日曜・年末年始<12月30日~1月3日>
住 所   〒107-0052
       東京都港区赤坂3-16-2
電 話   03-3583-0171
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