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Cecile Story
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■ 花嫁さんの髪飾り(Head Piece)
2007年 03月 01日 |
花嫁さんの髪飾り(Head Piece)_a0076043_1052476.jpg
結婚式の時、花嫁さんの花飾りはとかくブーケに注目されますが、ブーケとお揃いのお花を使って髪飾りもつけないとね。
クラウンも人気がありますが、生のお花で作った髪飾り(Head Piece)は素敵です。
頭部の斜め上から下に垂らしても、後頭部の下側に弓形に使ってもOKな形です。
仕上がったHead Pieceを手に持ってみると、ぐにゃぐにゃに動くほどやわらかいです。その理由はのちほど。

今回は人気のバラの「ジュリア」と、ころんとした白いミニバラの「スプレーウィット」、淡いオレンジ色をした「カーネーション」、
この時期ならではの「ヒヤシンス」をお星様のように飛ばしてみました。
赤い小さな実はユーカリの実の「ユーカリポポラス」です。ちなみに、今回は練習用の花材なので、あしからず・・・。



花嫁さんの髪飾り(Head Piece)_a0076043_10522069.jpg
もともとはいちりんいちりん、全てのお花をワイヤーでワイヤリングしています。
ブケーを作るよりももっともっと細いワイヤーを使っているので、かなり神経を使います。

細いワイヤーというのは、それ自体がとてもやわらかいので、お花のすぐ下あたりにワイヤーを挿すと、くねっと曲がってしまいがちなので、慎重な作業が必要です。今回、これだけのワイヤリングとテーピングに1時間以上かかっています。ふぅぅぅぅ・・・おまけに、あまりに作業に集中するあまり、呼吸をするのを忘れそうになるくらいなのです(笑)

なぜ、ブケーよりも細いワイヤーが必要かというと、安定感のある帽子ならまだしも、普段、頭に物を載せる習慣のない方、しかも、一日重いドレスを着て、一日緊張して過ごす花嫁さんにとって、Head pieceはとても違和感を感じる物です。そのような理由で、Head Pieceを仕上げるときには、出来る限り軽く仕上げるために細いワイヤーを使用します。

あと、頭の温度は皆さんが思っている以上に熱く、お花が傷むのも早いので、ワイヤリングするときにはティッシュを細かく巻き、最後の水分補給も欠かせません。少しでもお花を休ませるために、こうしてぬれタオルの上に並べておきます。この時に使うタオルは、高級な厚手のタオルではなく、薄い生地の手ぬぐいで。そうしないと、花びらがつぶれてしまいますからね。本来なら、もっと綺麗に並べれば良いのですが、作業中ということでご容赦下さいませ(^^)

ちょっとした、裏話でした。

さて、明日は知り合いのお嬢様の結婚式のブケー作りが待っています。
結婚式は明後日の土曜日。作り手としても緊張する二日間になりそうです。
がんばりま~す♪
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