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Cecile Story
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■ さよなら茉莉ちゃん
2006年 09月 26日 |
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日本人のお父さんとエジプト人のお母さんの間に産まれた茉莉ちゃん。産まれたときから、小さな顔にばっさばさの睫毛と大きな瞳が印象的で、あんなにきれいな赤ちゃんは見たことがありませんでした。彼女の両親から、外国でも呼びやすく、綺麗な漢字の名前はないかと相談され、私の友達と一緒に考えて名付けたのが二年前のこと。その後、この半年くらいは日曜日になるとミサの帰りに必ず我が家に遊びにきていました。それも、パパママを伴わず、彼女一人で。うちの両親にとってもなつき、実の祖父母のように「じーじ・ばーば」と呼んで、うちの子の様な状態でした。最近、日本語もめざましく上達し、完全に母親の会話力を抜いたと思われるようになり、これからが楽しみだったのですが・・・
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これが彼女が大好きな「ひこうきごっこ」。「ばーば」とじゃれて遊ぶのがことのほか好きでした。彼女の笑顔はとびきりのかわいらしさで、まさにうちのアイドル。3歳までの記憶は残らないと言われていますから、彼女のママと二人だけの帰国がわかってからというもの、彼女の写真を1000枚以上撮ってきました。どれだけ日本の記憶が残るか疑問ですが、楽しかった日本の記憶が残ってくれれば・・・という思いで、撮ってきたわけです。

明日の午後のフライトで、ママの祖国のエジプトに旅立ちます。ママはエジプトでは一目置かれる心臓外科医で、カイロ大学に復職します。複雑な事情もあり、今度、いつ日本に帰ってくるのか解らない状態です。仕事に奮闘する母親の陰で、彼女がどういう境遇に置かれるのかと考えるとかわいそうでかわいそうで。パパは日本での仕事があるので、2歳2ヶ月にして家族が離ればなれの生活が待っているのです。大人の都合で彼女の人生はどうなるのでしょうか。心配すればきりがありません。

出発前日の今日もうちに遊びに来ていました。別れ際、「じーじ、帰らない!」とだだをこねてお迎えのパパの車に乗るのを嫌がっていました。子供ながらに感じるものがあったのだと思います。最後に私の母が涙を流しながら、茉莉ちゃんをぎゅーっと抱きしめる瞬間をカメラに納める時、ファインダーを覗きながら涙涙で。外がまっ暗だったから、茉莉ちゃんに涙顔をみられなくてすんで良かった。子供とはいえ、別れはつらいですね。ほんとは笑顔でさよならしたかった。

茉莉ちゃん、いつか必ず会えると信じているよ。
必ず、ママと一緒に日本に帰っておいで!ここは茉莉ちゃんの祖国なんだから。。。
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