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もうすぐ雛祭り
2006年 03月 01日
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ひな祭りの起源は、身のけがれや災いを人形に移し、川に流して厄払いしたという古代中国の風習にあります。桃は、「生命力」「不老」の象徴でもあります。
雛人形の並べ方は「お内裏様(男雛)」と「お雛様(女雛)」は、どちらが右で、どちらが左なのか・・・。我が家はずっと左側に「お内裏様」、右側に「お雛様」を飾ってきましたが、関東と関西では反対になるようです。関東では、男雛が右(向かって左)、女雛が左(向かって右)。これは「右が上位」という考えに従ったものです。つまり、男性優位の並べ方といえるかもしれませんね。
あと、桃の節句といいますが、何故「桃」を飾るのか、昨日のお稽古で教えてもらったウンチクを披露しましょう!
「桃」の文字は「木」へんに「兆」と書きます。これが「兆ほどもたくさんの実(子供)をならせる」と解釈され、安産をはじめ「強い生命力」の象徴とされました。桃の字の「兆」は”妊娠の兆し”を意味しており、桃が「女性」や「雛祭り」と関係があるのはこの理由からのようです。
どうしても嫁に行かせたい母君は毎年「今年こそ!」の思いを込めて(込めすぎ!)しっかり出してくれました。きっとお節句が済んだら速攻片付けるのも見え見えです。(笑)
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by dianas
| 2006-03-01 00:40
| ■季節を味わう
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