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Cecile Story
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■ 山手西洋館 外交官の家
2008年 08月 04日 |
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「山手イタリア山庭園」の一角に建つ瀟洒な洋館。「外交官の家」。
もともとは1910年(明治43年)に渋谷の南平台に建てられ、
明治から大正にかけての外交官の内田定槌(さだつち)の私邸として使われていたものだそうです。




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夏空の下、刈り込まれた美しいイタリア庭園は左右対称で凛とした佇まい。
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庭園から見上げると、独特の風貌の塔が目の前に迫ります。
クリーム色の壁、茶色の窓枠の色も素敵で、ヨーロッパのお城のように重厚で豪華。
その手法は19世紀後半に英米で流行したアメリカン・ビクトリア様式と呼ばれるものだそうです。

建物を設計したしたのはジェームズ・マクドナルド・ガーディナーは1857年、
アメリカのセントルイスに生まれ、1880年(明治13年)にアメリカ聖公会から派遣されて来日。
ウィリアムズ主教が開校した立教学校の教師を務めながら学校の設備拡充にも尽力し、
ガーディナーはその校長にも就任しています。後の立教大学です。
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外交官の家のリビングも重厚な雰囲気でとてもシック。

異国情緒に溢れるのは、元の主人が外交官として上海、ソウルの勤務を経て、
ニューヨーク、ブラジル、アルゼンチン、デンマーク、トルコなど世界各地での得難い経験をされてきたからでしょう。
明治・大正時代にこの様な雰囲気を楽しんだ日本人がいたということも驚きました。
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サンルームでは燦々と明るい日差しが差し込み、籐の椅子が重厚な建物の中でほっとする空間を作り出しています。
歴史に登場した方々が、ゆったりとしたこの場所でお茶を楽しみ、会話を弾ませていたのでしょうか。
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格調高い窓辺には夏らしい緑と白のアレンジメント。
白いバラをきゅっとまとめ、アスパラガスの葉がふわりふわりと風を運んでくれるようです。
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「写真部」の撮影会では、時間を区切って自由に撮影させていただいたのですが、
お庭をのんびり散策していたら2階に上がる時間がなくなってしまいました。
つやつやに磨きあげられた階段、扉のステンドグラス、差し込む光・・・
かつての豊かな時代に思いを馳せつつ、まだ見ぬ2階はいつかのお楽しみに。


■外交官の家
住所 横浜市中区山手町16
開館時間: 9:30~17:00 (7、8月は18:00まで)
休館日: 第4水曜日(祝日は開館し翌日休)年末年始
TEL・FAX:045-662-8819
交通:JR『石川町』徒歩5分
    バス⑪系統『イタリア山庭園前』2分
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by dianas | 2008-08-04 22:53 | ・横浜 |
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