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結婚式の前に
2008年 04月 22日
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美しい花嫁衣装に身を包んだかよんちゃん。
粛々とした気持ちで、全身から凛とした空気をまとう。
細かい花模様の刺繍が施され、手の混んだ素晴らしい衣装でした。
プロカメラマンの他にも、新郎の親友が一眼レフを構え、私もカメラでばしばし撮っていたので、
かよんちゃんが大好きな「宝塚気分」を味わっていたかな?
スタイリストの女性お手製の黄色のプリザーブドのブケーを持つ手とポーズも決まってます。
花嫁衣装に身につけるティアラとイヤリングを添え、真っ白な手袋にブトニアを重ねていました。
私の手を離れ、ブトニア自身の存在感が増したと感じた瞬間でした。
こうして撮るのは初めて。カメラマンさんが撮影した後で、私も撮らせてもらいました。
春霞のようなやわらかいニュアンスのブケーに変身!
いよいよ始まる結婚式に向けて、彼女の全身から緊張感が伝わってきました。
貴重な経験をさせていただきました。
チョゴリは胸の辺りからふんわりと弧を描くように膨らんでいるので、ブケーの先端の扱いが難しかったと思います。
今だったら、先端のバラをもっと短くしてあげればよかったなぁ。そしたらもっと楽にブケーをもてたかもしれません。
メイクしている最中も、結婚式の最中もじっとかよんちゃんを優しく見つめるお母様の眼差しは、とても印象的でした。
美しい花嫁姿に変身した娘を誇らしげに見つめるお母様。
一人娘のかよんちゃんの幼い頃から今に至るまでいろんなシーンを頭の中にくるくると駆け回ったことでしょう。
若くしてかよんちゃんを産んだお母様はとてもお若く、初めてお会いした時、お姉様かと勘違いしてしまうほど。
お母様の背中からは控えめながらも、穏やかな優しさに溢れ、お母様の心の中に思いを馳せると、
カメラを向けながらじーんと来て、涙を抑えるのに必死でした。
今、この写真を選びアップしながら涙がにじみます。
春らしい桜色の淡い生地に海老茶色のドレスとリボンがよくお似合いでした。
胸に締めるリボンをきゅっと結び、晴れやかなお姿のお母様。
チョゴリは日本の留め袖の様な衣装なのだそうです。
お母様がかよんちゃんに贈る大輪のバラの花は純白のレース。
レースがお得意のお母様が贈る世界にたったひとつのプレゼント。
このレースの額縁は、かよんちゃんの新居に飾られるのでしょう。
そして、幸せを願うお母様の願いを、レースのバラを見るたびに思い出すのでしょうね。
by dianas
| 2008-04-22 23:11
| ■記念日・お祝い
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