■
永観堂
2007年 04月 10日
|
▼
以前、ひろさんが撮った、修行している僧侶が裸足で石庭を整えられているのを思い出しながら
じっと座り込みながらお庭を眺めていました。静かな空間にながれる風の気持ちいいこと・・・
ここでは何組ものヨーロッパからの観光客とすれ違いました。
ドイツ語にフランス語にロシア語に耳をそばだてながら見る日本の伝統美。
彼らにはどういう風に映っているのでしょう。
御影堂を見ていたときに聞こえてきた南無阿弥陀仏の声は彼らのものでした。
廊下を歩くときも、南無阿弥陀仏と大きな声で念じながら、裸足でつま先立ちで歩く修行僧。
真っ白い衣服は濡れていて体に張り付いていました。きっと水修行をした後だったのでしょう。
肌寒い中でも顔も手足も真っ赤にさせながら修行する彼らの姿に胸を打たれた瞬間でした。
by dianas
| 2007-04-10 17:30
| ・関西地方
| ▲