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Cecile Story
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■ 神田ランチ事情 その4 デザート編
2006年 09月 29日 |
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カレーを食べてお腹がいっぱいなのに、お客さんに連れてきていただいたのが『万惣フルーツパーラー』。「ここでホットケーキを食べよう!このくらい食べられるだろ?」といわれてしまい、NOと言えず(心の中ではウハウハです^^)ランチ後のはしごです。看板には“焼き続けて70年。万惣のホットケーキ”とありましたから、ざっと70年同じレシピで焼き続けられているのでしょう。
席につくとすぐにバターとシロップセットが運ばれてました。お腹がいっぱいのはずが、美味しい予感が的中なので、ホットケーキ用の胃袋スペースが出来上がり・・・期待感がどんどん募ります。(これは3人分のセットです。念のため悪しからず)






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焼き立てアツアツのホットケーキが運ばれてきました!バターをたっぷりと塗り、二枚目にもたっぷりと塗りこみ、とろーとバターが溶け出すのがもうたまらない!おまけに黒蜜シロップもなみなみとそそぎます。最後にバターをちょこっと真ん中にのせて。

年配のお客様もニコニコ顔。みんなの顔が子供のようなかわいらしい表情になってしまうのです。ホットケーキにはそういう不思議な魅力があるんですね!ナイフを入れて三角形にカットして口に入れたらもうオドロキの味。上品なバターの香りも絶妙!あまりの美味しさに普段食べているホットケーキミックスのホットケーキとは全く違うものであることは明らかです。これが老舗の贅沢な味なんだなぁ。お腹がいっぱいのはずだったのに、ぺろりと完食。夜と明日以降控えないと・・・

『母が好きで、私も子供のころから食べさせられた所為(せい)か、いまでもホットケーキを食べる。ホテルの朝食に、ホットケーキとベーコンを砂糖なしの熱いコーヒーでやるのは、私のたのしみの一つだ。ところで…。神田・須田町の[万惣]のホットケーキを、はじめて食べたのは、たしか、小学二年生のときだから、私は八歳だった。・・・「この店はね、果物屋さんだが徒(ただ)の果物屋じゃない。東京でも指折りの店だ」と、父がいう。「へえ。果物屋にホットケーキがあるの?」「あるどこのさわぎじゃない。万惣のホットケーキは天下一品だ」』
「むかしの味」
池波正太郎著

『焼き方にもよるだろうが、万惣のホットケーキは、最高の小麦粉、卵をえらびぬいてつくられる。そこがちがう。果物店として、世に知られている誇りが、そうさせるのだ。』
「東京のうまいもの散歩のとき何か食べたくなって」               
池波正太郎著

万惣フルーツパーラー
■住所
〒101-0041 
東京都千代田区神田須田町1-16
■TEL 03-3254-3711
■定休日  日曜・祝日
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