Cecile Story
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■ エカテリーナ宮殿 その2
2006年 08月 14日 |
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『玉座の間』という宮殿で一番大きな広間。観光客に隠れて見えなくなっていますが、奥の方に皇帝用の倚子が一脚あるだけだそう。エカテリーナ宮殿の大広間は、13対の窓と鏡で輝くばかりに明るく、通称「鏡の間」とも呼ばれるそうです。1997年公開のソフィー・マルソー主演の『アンナ・カレーニナ』の舞踏の場面は、この部屋で撮影されています。

また、この宮殿は日本とロシアの交渉史の舞台としても有名です。伊勢白子の船頭だった大黒屋光太夫(1751-1828)は駿河湾沖で遭難し、アリューシャン列島の小島に漂着、その後ロシアへと渡り、10年間に渡って、極寒の地を彷徨うことになります。博物学者キリル・ラクスマンの協力を得て、当時の女帝エカテリーナ2世に謁見を許されます。光太夫ら苦労話を聞いた女帝は「おお、なんとかわいそうなことよ」と言葉をかけ、ついに帰国の許可を得ます。その舞台が、エカテリーナ宮殿だったのです。井上靖の『おろしや国酔夢譚』(1966-68)にも描かれています。




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『玉座の間』の天井。バルコニー風の絵が描かれていて、湾曲して見えるけれど、実際には平面に描かれているトリック画。1枚目の写真を見ると、平面に描かれているのがわかりますが、湾曲しているように見えます。よく出来てますよね!同じ絵なのに、見方によって違うのが面白いです。
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